【キャンプ】2020年9月 群馬県 新治ファミリーランドの焚火キャンプと赤谷湖のワカサギ釣り

【キャンプ】2020年9月 群馬県 新治ファミリーランドの焚火キャンプと赤谷湖のワカサギ釣り

プロローグ

このところめっきり冷え込んで来ました。

渓流釣りは禁漁のエリアが増えてほぼシーズン終了ですが、一方これからはキャンプが快適な季節。本格的なキャンプシーズンの到来です。

今回、群馬県みなかみ町にあるキャンプ場「新治ファミリーランド」を利用して、ファミリーキャンプと近隣の赤谷湖でのワカサギ釣りをやりました。

新治ファミリーランドは埼玉県さいたま市の保養施設という位置付けのキャンプ場ですが、市外のお客さまの利用も可能です。敷地内に天然温泉施設を持っていて、ファミリーが快適にキャンプを楽しめる施設です。

子供たちが新型コロナウイルスの影響による授業時間の不足を補うための土曜日半日授業でしたので、子供たちの帰宅を待って昼過ぎに自宅を出発。

行楽地に向かう交通のピーク時間帯からずれていたこともあり、渋滞に巻き込まれることなく16:00頃に現地入り。

1日目

新治ファミリーランド

今回はバンガローを利用。Go To トラベル対象で利用料金はすでに割引となっていました。他、温泉棟の利用料金が大人1人550円(税込)、小人1人220円(同)かかります。

個人的には、キャンプ場の敷地内に温泉があるのが当キャンプ場の一番のメリットだと思います。

バンガローはB-4棟をお借りしました。高床式で、階下でBBQが出来ます。

当日は生憎の雨模様でしたが、雨を凌げるので大変有難いです。

また、室内は清潔で天井が高く、快適に過ごすことが出来ます。

清潔な室内
天井が高く広々とした空間

早速夕食の準備に取り掛かります。と言っても、自宅から持参した肉や野菜などを焼くだけなので、火起こしさえ出来れば準備はほぼ完了です。

普段はゲーム三昧の子供たちですが、火起こしはやる気満々なので、今回は始めから任せてみました。

すると、着火剤として持参した牛乳パックと木切れを上手く使い、割と短時間で熾火を作ることに成功。私より上手いかも知れません・・・。

ウェルダンの炭火焼ステーキはBBQの醍醐味ですが、子供たちはトウモロコシやお餅の方が美味しいとのことでした。

温泉棟の営業が21:00(20:30受付終了)までのため、20:00過ぎに食事を終えて温泉へ。

幸いにも混雑しておらず、満天の星を眺めつつとはいきませんでしたが、ほぼ貸し切りの露天風呂を楽しむことが出来ました。

温泉の後は寛ぎの焚き火タイム。

持参したコンロは網を外すと焚き火台として使えるタイプです。

普段は火を扱う機会のない子供たちは、焚き火を一番楽しみにしていたようです。

私が目配りしながらではありますが、炎の差配は子供たちに任せます。

私は紫紺の闇に映えるその炎を眺めながら、コッフェルの蓋にワインを注ぎ入れ、バーナーで温めます。

寛ぎのホットワイン。

安価なワインですが極上の味と思えます。やはりムードは大切です。

バーベキューと焚き火の様子を動画にしています。

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2日目

ワカサギ釣り

キャンプ場の近隣には赤谷湖があります。

赤谷湖は相俣ダム建設に伴って出来たダム湖で、四季折々の美しい景観が魅力です。

2019年5月撮影

春は桜、秋は紅葉の名所として知られていますが、個人的には5月の新緑の時期も素晴らしいと感じます。

この時期には、濃淡織り交ぜた緑の山々を背景にエメラルドグリーンの湖上を泳ぐ夥しい数の鯉のぼりを見ることが出来ますが、その様は実に壮観です。

2019年5月撮影

また、赤谷湖は釣りのメッカでもあり、四季を通じて様々な魚を狙うことが出来ます。秋口から冬にかけては、ボートや桟橋でのワカサギ釣りが最盛期を迎えます。

私はワカサギ釣り未経験ですが、情報収集の結果、玄人の高価な道具を揃えずとも手持ちの道具で十分代用可能と思え、また子供でも楽しめそうだったため、初挑戦することに。

当日は朝方に雨が降り止み、雲間から青空が僅かに覗く状態まで回復したため予定通り決行。7時過ぎにキャンプ場を出発し、5分ほどで赤谷湖に到着。

計画では兄弟2人とも連れて行くはずでしたが、長男は寝不足で断念。次男と2人での釣りです。

ところで、昨年訪れた時よりも管理棟のある桟橋が随分下のほうにあるような気がしていましたが、管理人さんのお話によると、この桟橋は浮桟橋になっているため、ダム湖の急激な水深の変化に対応可能とのこと。なるほどと納得です。

管理棟で料金をお支払いします。小学生の遊漁料は無料なので、大人1人分の3000円とボート(2人乗り)利用料金2000円の合計5000円でした。

ボートを漕ぐのは久しぶりで、四苦八苦しつつ何とか湖面に浮かぶブイの係留ロープにたどり着きます。

桟橋の管理人さんに教えていただいた通り、ボートのオール受けに係留ロープを通し、なおかつお借りしたアンカーを沈めてボートを固定します。

係留ロープとアンカーでボートを固定

なお、言うまでもありませんがボート釣りにライフジャケットは必須です。

近隣に釣具店がないため、エサは紅サシと赤虫を事前に用意しました。ちなみに赤谷湖から最も近い釣具店は沼田市のアオキ釣具店さんとのこと。

エサは紅サシと赤虫

竿は一応子供の分と自分用の2本用意しましたが、ファミリーフィッシングは子供のアシストに忙殺されるのが常なので、今回も私が釣りを楽しむ時間はあまりないでしょう。まあ、あくまでも子供に楽しんでもらうのが第一の目的です。

市販の5本バリの仕掛けにエサを付け、水中に沈めます。いよいよ初のワカサギ釣りスタート。

仕掛けはこんな感じ

管理人さんに教えていただいた話では、当日の水深は約7mですがワカサギは2~3mの表層を回遊していて、また、ワカサギ以外の魚も釣れてくる三目(ワカサギ、モツゴ、ウグイでしょうか?)の状態とのこと。

スタートしてすぐに、子供がまずまずの型のワカサギを釣り上げました。この時点では爆釣の気配が漂いましたが、残念ながらそううまくはいきませんでした。

30分毎に1匹釣れてくるようなペースで、当然ながら子供は飽きた様子。キャンプ場のチェックアウトが11時なので、後片付けの時間を考え10時に納竿。結果は、外道のモツゴを除くとわずか4匹でした・・・。

当日の釣りの様子を動画にしています。

エピローグ

しかし、初心者の釣りは結果がこうなることを予め見透かされていたのか、優しい管理人さんから過日に釣れたという冷凍ワカサギの束(73匹!)をいただきました。

帰宅後、自力で釣ったワカサギと合わせて77匹を約2時間かけて下処理。小イワシと同じ要領でワタを取り除いたワカサギの天ぷらは絶品でした。

ワカサギの天ぷら、絶品です

帰路、永井食堂に立ち寄って購入した濃厚なもつ煮とともに、なかなか豪華な夕食になりました。

永井食堂で購入したもつ煮を自宅で調理

もつっこ もつ煮 1kg (3人前用) もつっ子×3袋セット

ワカサギについては、次回はすべて自力で調達できるようにしたいものです。

(おわり)