【ルアー釣り】2019年10月 丸沼でルアーフィッシング

【ルアー釣り】2019年10月 丸沼でルアーフィッシング

10月に入り渓流は概ね禁漁となりましたが、丸沼の釣りは10月以降水温が下がってから本格化するようです。

丸沼の2019年の遊漁期間は4/28~11/30(4/26、4/27特別解禁あり)です。

友人Uさんにお誘い頂き、10月20日に山上の楽園の趣深い丸沼でルアーフィッシングをすることになりました。

他のアングラーの方々のブログを拝見すると、巨大なトラウトを仕留めた写真が次々と目に入ります。

これは面白そうです。私に釣れる気はいまいちしませんが、まぐれでこのような大物が掛かるかもという期待を胸に現地へ。

丸沼
風光明媚な丸沼

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ちなみに私は湖沼のトラウトルアーフィッシングについての知識はほとんどありません。

もちろん専用の道具などは持っていないので、ロッドとリールは堤防で遊ぶために購入したウルトラライトタックルを流用、7グラムのスプーンを2枚、8グラムを1枚購入し、既に持っている2.5~3グラムのものとローテーションさせるイメージです。

温泉旅館「丸沼温泉環湖荘」の窓口で遊漁券を購入しました。日釣り2200円でした。

丸沼
環湖荘の窓口で日釣券を購入

環湖荘は風光明媚な丸沼湖畔に佇む一軒宿です。

昭和8年の開業以来、日光・尾瀬散策のベースとして多くのお客さまに親しまれています。

温泉は丸沼温泉の源泉掛け流しで、旅館のホームページによると日帰り入浴にも対応しているようです。

個人的には、浴場内に設えられているニジマスの水槽を眺めながらのんびり入浴してみたいなと思いました。

今回の私たちは宿泊客ではありませんが、是非一度泊まってみたいものです。

丸沼は標高1430メートルあります。標高が100メートル高くなると気温は0.6℃下がると言われています。

ということは海抜0メートル地点とはざっくり9℃の気温差があるので、当日の首都圏の予想最高気温25℃から考えると現地の気温を15~16℃と想定する必要がありそうです。

また、湖畔の風も身に堪えそうなので、ウェーダーと厚手のジャンパーで防寒対策をします。

丸沼
標高は1430m

しかし、当日の現地は快晴で、日光を頬に浴びると少ひりひりするくらいでした。

駐車場から20分ほど歩いてエラ沢というポイントに到着。

タックルは以下の通りです。

  • ロッド:DAIWA TROUT X5.5UL
  • リール:バルトムプラス800番
  • ライン:ナイロン1号
  • ルアー:スプーン(3~8㌘をローテーション)

大物を釣る心構えが全く出来ていないウルトラライトタックルで臨みます。というよりはそれしか持っていないので・・・。

丸沼
大物がかかることを想定していない心許ないタックル
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丸沼の釣りルールの概要は以下の通りです。

  • 釣った魚の持ち帰りは1人5匹まで
  • 20㎝以下の魚はリリース
  • バーブレスフックの利用を推奨
  • 竿は1人2本まで
  • リールのぶっこみ釣りは禁止

ルールについての詳細は以下をご確認ください。

丸沼温泉環湖荘 釣り情報

友人Uさんはルアーと平行して8メートルの延べ竿を岸辺に立ててのエサ釣りをやるようです。エサはブドウ虫です。

丸沼
ベストなシステムではないような気もしますが、とりあえず置き竿はこんな感じ

湖面には何艘ものボートが浮かび、釣り人がフライやルアーなどの釣りに興じています。

岸釣りのアングラーの中にも、時折ロッドを撓らせて魚との駆け引きを楽しんでいる人がいます。

しかし、意に反して私たちのルアーへの反応はなし。こまめなルアーローテーションの努力もむなしく、あっという間に時間が過ぎていきます。投げ過ぎて腕が痛くなってしまいました。

辛うじて、エサのブドウ虫を水中に流した友人Uさんの置き竿のほうに30㎝ほどのニジマスが2回ヒット。私も少し引きを楽しませていただきました。

丸沼
丸沼では小物サイズ

渓流で30㎝クラスがヒットしたら大喜びするところですが、ここ丸沼では小物の範疇でしょう。いつものように記念撮影だけさせていただき、成長後の再会を祈念しつつ湖にお帰りいただきます。

夕方まで粘るも結局ルアーでは魚に出会えませんでした。ある意味予想通りではありますが。

丸沼
粘りますが・・・

しかし、深まりつつある秋の澄み渡る青空の下で、渓流のテンカラとは異なる湖沼のトラウトルアーのゆったりとした釣趣を楽しむことが出来ました。

丸沼
木々も赤く色付いてきました

(おわり)