【渓流釣り】2021年4月 大人の遠足 栃木県三依地区・見通沢＆福島県只見地区・布沢川でテンカラ釣り
プロローグ
友人ナカガワさんと予定を合わせ、今シーズン２度目の大人の遠足です。
今回は1泊2日の釣行を計画。宿はいつもの「ロッジ渓山」一択ですが、周辺の釣り場は雪解け水が多くなりそうなので難しいのではないかとの情報を頂きました。
そこで初日は、「ロッジ渓山」までの道のりの途中にある、栃木県三依地区の見通沢テンカラ専用区を含むエリアで釣りをしようということになりました。
1日目
当日は快晴で絶好の釣り日和です。
近隣の「十割そば＆ロッジ古代村」で日釣券を購入。
ナカガワさんはエサ釣りメインで私はテンカラメインなので、テンカラ専用区終点の第一堰堤よりも上流に移動。
好ポイントと思われる小堰堤からスタート。
ここですぐにナカガワさんが立て続けにイワナとヤマメを掛けました。
幸先の良いスタートでしたが、その後が続かなかったため、テンカラ専用区に移動。
私が普段使っている「渓流テンカラZL3.4-3.8」をナカガワさんにレンタルし、私は持参した予備のテンカラ竿で釣りスタート。
まずはテンカラ専用区終点の第一堰堤を探ります。
水温は8℃で魚の活性は低いと思われるため、毛バリは沈む毛バリをチョイスしました。
雲一つない空の青、木々の若芽の薄緑、陽光を受けて煌めく銀色の水の飛沫といった色彩を楽しみながらテンカラに興じる幸せに、感謝の念を覚えます。
程なく、私の竿に20㎝程のイワナがヒット。
先週の講習会で、テンカラ大王こと石垣尚男先生に毛バリの沈め方を教わった成果が早速出ました。
続けてナカガワさんの竿にも良型のイワナがヒット。
彼がテンカラ釣りをまともにやるのは今日が初めてではないかと思いますが、センスは私より遥かに良さそうです。
キャッチしたイワナは25㎝程でした。魚体を傷めないよう気を付けながら記念撮影してリリース。
その後、めぼしいポイントをいくつか探るもヒットはありませんでした。
（2021年4月の石垣尚男先生によるテンカラ講習会と、この日の釣行の様子を動画にしています👇）
（渓の翁・瀬畑雄三氏とテンカラ大王・石垣尚男先生出演の「TENKARA」はテンカラファンにとって一見の価値ありです👇）
1日目はこれで納竿とし、南会津の「ロッジ渓山」へ。
ロッジ渓山
シーズン初期にお伺いしたのはいつ以来だったか思い出せません。
オーナーご夫妻がいつものように温かく迎えてくださり、自宅に帰って来たかのような安らぎを覚えます。
夕食は、鹿肉ステーキをメインに多くの山の幸の滋味を堪能。地酒「会津」の盃を傾けつつ静かに語らう夜でした。
2日目
この日も快晴、ですが・・・。
檜枝岐漁協管轄の見通沢と硫黄沢で竿を出しましたが、水温4℃という厳しいコンディションのためか全く魚信なしで、このエリアを早々に断念。
ここで釣りをあきらめ、温泉でのんびりという選択肢もありました。
檜枝岐には「アルザ尾瀬の郷」「燧の湯（ひうちのゆ）」「駒の（こまのゆ））」と、3つの日帰り湯があります。
当日のコンディションを考えると、こちらを選択するのがかしこい大人ですが・・・。
釣りバカ二人のDNAは、その選択を許しませんでした・・・。
でもって、釣り場ガイドに「源頭の標高が低く雪代の影響が少ない」とあった只見地区の布沢川に移動することに。こちらは南会津西部非出資漁協の管轄です。
道中、「ホテル南郷」付近の食堂「秋華」で昼食の味噌ラーメンを頂き、その後に具体的なポイントについて算段。
釣り場ガイドで推奨されていたポイント「農道の橋」に行ってみましたが、想像よりも遥かに大場所で私たちの装備では太刀打ち出来そうにありませんでした。
仕方がないので周辺を流れる支沢を少し探釣。
用水路のような狭い流れにもイワナは棲息していて、毛バリにはそれなりに活発な反応を示してくれました。
が、このような支沢を徹底攻略するのは本意ではないので、探釣程度で終了。
まだ日は高くもう一勝負出来そうでしたが、翌日の予定のことを考えると無理は出来ない年齢となりましたので、今回はここで納竿としました。
エピローグ
帰宅後、フィールドで撮影した動画ファイルを確認したところ、ヒットシーンを収録していると思われるファイルがことごとく破損していて、再生出来ない状態になっていました。
諦めきれずに動画ファイルの修復方法をあれこれと調べたところ、問題を解決してくれそうな動画ファイル修復ソフトが存在していることを知りました。
その中から、有料ソフトではありますが「wondershare repairit」が簡単に使えそうだったので、藁にもすがる思いでダウンロード購入。
作業は思ったより容易で、思惑通り何とか無事に修復することが出来ました。
多少コストは嵩んだものの、思い出を形に残すことが出来てほっと一安心。
（おわり）
