【渓流釣り】2023年3月 渓流解禁!栃木県三依地区「見通沢テンカラ専用キャッチ&リリースエリア」で早春のテンカラ釣り
プロローグ
ようやく2023年の渓流シーズンが本格的にスタートしました。
毎年この時期になると、友人ナカガワさんと居酒屋に集合し、さて今年の渓流初戦はどこにするかと談義するのが20数年来のルーティーン。
今年は日本有数のターミナルステーションを擁する某市の焼き鳥屋さんで、日本酒および本格焼酎の杯を重ねつつ、良果への妄想に惑溺する春の夜となりました。
結論として、昨年からテンカラにハマっている彼とニーズが一致し、栃木県三依地区の「見通沢テンカラ専用キャッチ&リリースエリア」へ釣行することに。
見通沢テンカラ専用キャッチ&リリースエリア
当日はナカガワさんに車を出してもらうことになっていて、お互いの自宅からのアクセスを考慮し、高速道路のICに程近いJRのK駅に集合としました。私が電車でK駅に行き、ピックアップしてもらう算段です。
あいにくの空模様ではありましたが、現地の降雨は微量にとどまるとのネット予報もあり、毎度のことではあるものの、車中では良果への期待バナシに花が咲きます。
管轄は「おじか・きぬ漁業協同組合」で、今年から日釣券の料金を従来の1500円から2000円に改定しています。
管轄エリアは「見通沢テンカラ専用キャッチアンドリリースエリア」と「川治キャッチアンドリリースエリア」の2つのC&R区間を擁していて、テンカラ釣りであれば日釣券1枚で2つのC&R区間を楽しめます。
また、テンカラ専用キャッチ&リリースエリアについては、これまでの入山沢合流地点~見通沢第一堰堤から、上流へ2㎞ほど延長され、大高橋までとなりました。
川の状況について漁協に電話で問い合わせたところ、男鹿川本流は雪解け水の影響があるものの沢筋なら何とかなりそうとのこと。
心配された空模様も何とか持ちこたえています。
9時半頃に現地到着。
当エリアでは3月16日に放流が行われたそうで、入山沢合流から程近いA地点の淵には、確かに多くの魚がストックされていました。
しかし、過去の経験則から言えば、このエリアにおいては、淵の上層を回遊しかつこちらから見えている魚が毛バリを咥えることはまずありません。
早春ということもあり、私は深場に定位する魚をターゲットに沈む毛バリで挑む戦略を選択します。
ナカガワさんも同様の戦略のようで、ボディにウエイトを巻き込んだ沈む毛バリを自作したとのこと。
ついに彼も毛バリを自作するようになり、すっかりテンカラの魅力に取り憑かれているようで何よりです。
先に準備を整えたナカガワさんがキャスト開始。
すると、さっそく彼の毛バリに魚が掛かりました!
しかし、掛かりが浅かったのか痛恨のバラシ。なかなかの良型のようだっただけに惜しかった!
その後しばらく釣り上がり、ナカガワさんが小ヤマメをゲット。彼は無事に渓魚との再会を果たしました。
私にもそろそろ釣果が欲しいところ。
めぼしいポイントを探るもなかなかアタリがなくちょっと焦っていましたが、ようやくその時は訪れました。
流れの速い深場のポイントに毛バリを沈め、ロッドを少しづつ上に引き上げてアタリを「聞く」イメージの操作をしたところ、突如としてガツンという抵抗が加わりました。間違いなく魚が掛かった感触です。
流れの速い深場から魚を抜き上げるやり取りはなかなかスリリングでした。
上がってきた20㎝ほどのヤマメを無事キャッチ。今シーズンの開幕を実感しました。
(当日の釣行の様子を動画にしていますのでよろしければご覧ください👇)
エピローグ
「見通沢テンカラ専用キャッチ&リリースエリア」では2尾ずつの釣果でした。
その後、「川治キャッチアンドリリースエリア」に移動して釣り始めるも、雨脚が強くなってすぐにギブアップ。
まあ、難度の高い早春のテンカラ釣りで渓魚に出会うことが出来たので、私としては満足いく釣行でした。
(おわり)