【子供と釣り】2021年4月 福島県・小名浜港でチョイ投げ釣り
プロローグ
大人は関係ありませんが、子供にとっては春休みの4月上旬。
退屈する小学生の下の子と2人で福島県・小名浜港の堤防釣りに出掛けました。
中学生の上の子は春休みも部活と塾で忙しいため、家内ともども不参加。だんだん家族全員での行楽は少なくなってきました。
7:00a.m.頃自宅を出発。何がなんでも釣るんだという気迫はなく、あくまでも気分転換が目的のゆるい釣行です。
BGMの「風になって」([Alexandros])をリピート再生しつつ、常磐自動車道を北上し3時間半ほどで現地に到着。
小名浜港1号埠頭
福島県下最大のターミナルポートとして稼働する小名浜港にあって、1~2号埠頭は他の埠頭と性質をやや異にし、「いわき・ら・ら・ミュウ」や「アクアマリンふくしま」など、観光客向けの施設が建ち並んでいます。
環境水族館アクアマリンふくしま港の岸壁はすでに多くの釣り客で賑わっており、9割方の釣り座が埋まっていました。
1号埠頭魚市場の裏に当たる場所が空いていたので、そこに釣り座を構えます。
この付近は車横付けで釣りが出来るようなので子供連れにはありがたい限りですが、港湾関係の方々の迷惑とならないよう配慮が必要です。
子供が「早く釣りしたい!」と言うので、先に子供用の仕掛けを準備し、近隣で購入しておいたエサのアオイソメをハリに付けて渡します。
あわよくば子供のヒットシーンを動画撮影する目的でビデオカメラを持参していましたが、そんなにすぐ釣れるはずがないと油断し、そちらの準備は後回しでした。
結果的にはこれが痛恨の判断ミス。
見ると、最初のキャストから僅か1分程度で、子供の持つ竿が大きく撓っています。
竿先がぐいぐい引き込まれていますので、どうやら根掛かりではなさそう。
子供はリールのドラグを締め直してラインを強引に巻き取った後、一気にその獲物を堤防の上に抜き上げました。
姿を現したのは、尺ありかなしかというまずまず良型のアイナメでした。
まさかのキックオフゴールに子供は得意満面。
私はと言えば、本日のハイライトシーンの撮影機会をいきなり逃し、何事も準備が肝心と後悔することしきり。
でも、子供が楽しそうだからまあいいか。
子供はこの1匹で満足したようで、後は気持ちの良い潮風を受けつつアウトドアチェアにゆったりと腰掛け、スナック菓子をつまみながらNintendo Switchに興じていました。
私はその後も1時間半ほど竿を出しましたが、体長10㎝に満たないハゼが1匹釣れたのみでギブアップ。子供に完敗です。
いわき・ら・ら・ミュウ
釣りは早めに切り上げ、観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」で昼食を取ることにしました。
せっかくなので私は海の幸を提供する食堂で海鮮丼でもと思っていたのですが、子供はいか焼きが食べたいとのことでした。
おそらく彼は新潟県・寺泊港釣行の際に「寺泊魚の市場通り(魚のアメ横)」で食べたイカの丸焼きをイメージしていたと思われますが、コロナのご時世が影響しているのか、はたまた元々やっていないのか、小名浜港では軒先で海産物の焼き物を提供するようなお店は見当たりません。
その代わりに、ソフトクリームやたこ焼きを提供する軽食スタンド「しんごさん海煎本舗」で、「いかの姿焼き」がパックで売っているのを見つけました。
子供は海鮮丼より姿焼きがいいとのことなので、昼食は姿焼きに決定。
大人の私はこれだけでは足りないので、たこ焼きを追加オーダー。ソースはスタンドの店員さんおすすめの「海鮮マヨじょうゆ」にしました。
車内に持ち込んで食べましたが、子供は大満足の様子。
実際、これはこれでアリだなというくらい美味しかったです。
でもやっぱり、次は海鮮丼食べたいかな。
エピローグ
6:00p.m.頃帰宅。
釣果のアイナメは3枚におろして「焼き霜造り」にしました。
私の調理が下手で見た目がイマイチですが、味は良し。
家内の評価も上々で、ホッと胸をなで下ろしました。
(おわり)
(当日の釣行の様子を動画にしていますのでよろしければご覧ください👇)