【子供と釣り】2021年5月 福島県・森林の分校ふざわ周辺 子供と楽しむ渓流釣り&バーベキュー
プロローグ
2年続けてコロナの影響下でのGWを迎えました。
様々な意見があることは承知しているものの、やはり子供とアウトドアで遊びたいとの欲求が勝り、場所の選定を含め感染防止に最大限留意しつつ出掛けることに。
年頃の上の子は親との旅行を渋るようになって来たので、例によって下の子と私の二人旅を計画。
子供の希望はバーベキューと焚き火とのことでした。
しかし、報道によると首都圏近郊のバーベキュー場はかなりの賑わいを見せているようで、これは諸々大変そうだなと思いました。
検討の結果、福島県只見地区の「森の分校ふざわ」という、小学校を改築した宿泊施設の素泊まりプランが目に留まりました。
宿に電話で問い合わせると、道具持ち込みであれば以前校庭だったスペースでバーベキューが可能とのこと。
自宅からはかなり遠いものの、趣味の渓流釣りで度々訪れるこのエリアにはある程度の土地勘があります。
斯くして今回のアクティビティは、「福島県・只見地区で子供と渓流釣り&バーベキュー」に決定しました。
子供に天然イワナは釣れるか
自宅を8:00a.m頃出発。東北自動車道はスムーズな流れで、微かな後ろめたさも感じつつ、お昼前には目指すフィールドに到着しました。
今回目指したのは福島県只見地区を流れる布沢川の支沢です。管轄の漁協は南会津西部漁協で、日釣り券は1100円。
本格的な渓流釣り師は歯牙にもかけないでしょうが、イワナの魚影はそれなりで、何と言ってもウェーダーなど重厚な装備が不要なのが最大のメリットです。
経験的には普通のゴム長靴でも対応可能なので、小学生の子供とゆるい渓流釣りを楽しむには最適と感じています。
子供はまだイワナを釣ったことがないので、何とか釣らせてあげたいものです。
仕掛けは3.6mの安価な渓流竿に1.5mのレベルラインと0.5m程のハリスを接続し、擬似餌として沈む毛バリを用いたごくシンプルなものです。
確実に釣れるかどうかは別として、これなら子供にもトラブルなく楽に操作が可能です。
現地は生憎の雨模様でしたが、子供は釣る気満々。
確実にイワナがストックされているポイントへ案内します。
子供が毛バリをポイントに落とし込むと、イワナは予想通りの活発な反応を見せてくれましたが、フッキングには至らず。
少なくとも5回は掛け損なっていましたが、子供は魚が毛バリに食いつくシーンを目の当たりにして興奮気味でした。
かなり楽しんでいたのでまあ良しとしましょう。
釣果は私がたまたま釣った1匹のみでした。
「森の分校ふざわ」でバーベキュー
タープの設営等に投入出来るマンパワーが実質私一人であることと、夕方から更なる悪天候が予想されることから、早め早めの行動が必要と考え、釣りは早めに切り上げ、4:00p.m.に今宵の宿である「森林の分校ふざわ」にチェックイン。
「森林の分校ふざわ」は、廃校になった小学校を利用した、宿泊できる「山村の暮らし体験施設」です。
身の回りの荷物を部屋に運び入れた後、さっそく設営に取り掛かります。
意外にも設営には子供が大活躍。アウトドアテーブルやチェアを適切に配置し、コンロを組み立てて火起こしまで見事にやり遂げていました。
その成長ぶりにちょっと感動しつつ、その間何となく楽が出来た父(私です)は、途中のコンビニで購入した地酒「花泉」のカップを呷っておりました・・・。
料理は極めてシンプルで、炭火で焼いたのはトウモロコシとウィンナーのみ。後は災害時用の非常食を湯煎してお腹を満たしました。
どんな料理でもシチュエーション次第で美味しくも不味くも感じられるものです。当然この日は美味しく感じられました。
その後、子供はコンロの熾火に薪をくべて燃え上がる炎を楽しんだり、手持ち花火を楽しんでいました。
断続的に雨が降り雷鳴も聞こえるタフなコンディションではありましたが、無事にこの日の予定を完了。
なお、当日の釣り&BBQの様子を動画にしましたので、お時間あればクリックしてご覧いただければと思います。
https://youtu.be/JDO_D0bBkJA
エピローグ
2日目。何とか子供に天然イワナを釣らせてあげたいと思い、ポイントを何ヵ所か探りましたが、残念ながら不発。
しかし、子供はこの日、ウェーダーを装着し自力で川を渉るなどして十分楽しんでいたようです。
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その様子を見ていると、正直なところやっぱり来て良かったとの思いが勝ります。
帰路、定番となっている「みのや」の会津らーめんで締めくくり。こちらはGWだからなのか、いつもより盛況でした。
(おわり)