【釣りごはん】メスティンでカルボナーラを作ってみた

【釣りごはん】メスティンでカルボナーラを作ってみた

はじめに

今般、空前の登山ブームに沸いています。

紅葉が見頃の高尾山の登山道に形成されるハイカーの行列シーンをテレビで見たときはかなり驚きました。
また、ブームを反映して、素敵な山ごはんをフィールドで自炊する登山者の方が増えているようですね。

書籍やインターネットで紹介されている山ごはんレシピはそのまま釣りにも応用可能と思われるため、私もシングルバーナーやコッフェル、メスティンといったアウトドア調理器具を買い揃えてみました。

しかし、フィールドではまだインスタントラーメンしか作ったことがなく、道具のポテンシャルを十分に引き出しているとは言えない状況です。

そこで、いきなりフィールドで新メニューに挑戦するのではなく、まずは自宅のベランダという半アウトドアな環境でレパートリーを増やしてみようと考えました。

今回は「メスティン」を使ってカルボナーラを作ります。

「メスティン」は、スウェーデン発祥のポータブルストーブ製品を主に扱う「トランギア」というメーカーが扱うアルミ製の飯ごうです。飽きの来ないシンプルなデザインで、飯ごうとしてご飯を炊くことはもちろん、煮る・蒸す・炒める・燻すと、さまざまな調理法に対応可能です。
trangia(トランギア) メスティン TR-210 【日本正規品】
PRIMUS(プリムス) P-153 ウルトラバーナー
PRIMUS(プリムス) GAS CARTRIDGE ハイパワーガス(小) IP-250T [HTRC 2.1]

私はこのメスティンについて、山漫画の定番となりつつある「山と食欲と私」第一巻(信濃川日出雄 著/バンチコミックス/2016年)で知ってほぼ衝動買いしてしまいましたが、そのポテンシャルを十分に引き出して今後の渓流釣行に役立てたいと思っています。

カルボナーラは、私の数少ない料理のレパートリーの中では割と子供達に好評なので何度も作る機会があったため、調理の手順は頭に入っています。

そのため、調理にあたって新たに覚えることがないので労力が少なく、アウトドア向けに手順を若干カスタマイズすれば対応出来そうです。

Advertisement

材料

カルボナーラの材料
材料はこんな感じ

今回の材料(1人分)は以下の通りです。

材料分量留意点
パスタ100g半分に折って持参
200mlペットボトルで持参
小さじ1チャック付小分袋で持参
オリーブ油大さじ1市販の小ビンで持参
乾燥ニンニク1片分チャック付小分袋で持参
ベーコン2枚1㎝角に切って持参
1個ゆで卵ホルダーで持参?
生クリーム大さじ213.5mlタレビン2個で持参
粉チーズ大さじ2チャック付小分袋で持参
また、底から10㎝程上部を切り取った牛乳パックを2個用意し、コップやゴミ箱として使用します。

調理の手順

メスティンにオリーブ油を熱し、乾燥ニンニクとベーコンを炒めます。

水をメスティンの本体とハンドルの結合部(リベット)の直径(200ml)まで入れ、沸騰させます。

塩小さじ1と半分に折ったパスタ100グラムをメスティンに入れ、パスタの茹で時間より1分短い時間を目安に茹でます。

茹で汁を牛乳パックに注ぎ、スープとします。お好みでコンソメ等で味を調えるとより美味しそうです。

パスタを卵、生クリーム、粉チーズで和えます。

黒胡椒を振りかけて完成。今回は自宅で黒胡椒を切らしていたため、胡椒で代用してしまいましたが・・・。

Advertisement

食後の感想

アウトドア料理で悩ましいのは茹で汁の処理だと思います。

今回は茹で汁をスープにして飲むことを念頭に置いて調理しました。蕎麦湯のイメージです。

また、スープを少し残しておき、精進料理の要領で最後にメスティンに注いで飲むと、食後のメスティンの汚れ落としが楽になりそうです。

手前味噌ながら味はまずまず良かったと思うので、材料の鮮度を保ちつつコンパクトに輸送出来る方法を検討すれば十分にフィールドで使えると思いました。

(おわり)

関連リンク