【旅行】2018年7月 夏休みの沖縄旅行 宿泊はアメリカンビレッジ
プロローグ
少し早めの夏休みを取り、3泊4日で沖縄に家族旅行をしてきました。
私自身、沖縄は初めてですが、嫁は若い頃にダイビングで訪れたことがあるとのこと。
彼女は旅行の計画を立てるのが大好きで、旅行会社の人かと思うくらいいろいろと綿密に調べてくれます。
私は元来あまり計画性がないのでとてもありがたいですが、今回はすべてお任せしたらアクティビティに釣りを加えてもらうことはかないませんでした。そこは少し残念・・・。
旅行初日、AM5:30頃にマイカーで自宅を出発。高速を利用して羽田空港へ向かいます。
朝の早い時間帯だったので、予約しておいた駐車場まで1時間強で着きました。
嫁が、子供連れの場合は自宅から空港までの移動はマイカーがいちばん楽だとお友達の方からアドバイスを頂いていたようですが、確かにその通りだなと思いました。
予約した駐車場から、送迎バスでターミナルに移動します。ANA利用なので第二ターミナルです。
最初に機内に預ける荷物の手続きをしますが、最近手荷物を預けていなかったので、手順に少しまごつきました。
AM8:30離陸。子供たちが飛行機に乗るのは今回が初めてで、いろいろなものが珍しかったようです。
下の子は、機内で受け取ったイヤホンを座席の端子に差し込んで、楽しそうに音楽を聴いていました。
AM11:00前には無事着陸しましたが、着陸時の振動が予想より大きかったのか、子供たちは引きつった顔をしていました。
私もあまり飛行機は乗り慣れていないので、着陸の瞬間はちょっと緊張しますけど。
手荷物を受け取り、空港を出ます。レンタカー営業所までの送迎バス乗り場は、お客さんでごった返していました。
事前の天気予報では、関東圏よりも沖縄のほうが気温が若干低かったので、「ひょっとしたら沖縄涼しいのかも?」と思いましたが、全くそんなことはありませんでした。
何よりも、中年の肌には過酷とも言える陽射しの強さが、想像していた通りの沖縄でした。
30人ほどを乗せたバスの補助席に座り、レンタカーの営業所に向かいます。10分ほどで到着しました。
営業所では配車に思いのほか時間がかかり、待つことおよそ30分。
レンタカーの細かなキズの位置等についての説明を受け、ようやくスタートです。
まずはおきなわワールドに向かいます。
おきなわワールド
まずは腹ごしらえです。
入口を入ってすぐの無料エリアにある茶屋三段花で、私と嫁は、石垣牛BIGチーズバーガー(1380円也)を1つ注文しシェアすることにしました。
事前の予想通り、出てきた品物はとても一人では食べきれなそうな量でしたので、私たちにとってはシェアで正解でした。
子供たちはオリジナルMIXピザ1枚をシェア。
我が家においてもシェアエコノミーは盛んです。
おなかが満足したところで、敷地内の「玉泉洞」(有料)という鍾乳洞に入りました。何故か鍾乳洞が好きな嫁のチョイスです。
気温は1年を通して21℃に保たれていて、夏涼しく冬暖かいとのことでしたが、入ってみた感想は、確かに外よりは涼しいですが、湿気の影響なのか、歩いていると少し蒸し暑かったかな。
洞内の自然の造形は見事だなと思いました。
地表から突き出た岩に「大仏御殿」や「夫婦岩」などと名付けてライトアップしていましたが、なるほど上手いネーミングだと思いました。
特に「夫婦岩」の前では、記念撮影の列が出来ていましたね。
洞内は地下水が豊富で、「青の泉」と銘打たれたスポットをはじめとする地下の水辺の美しさは幻想的ですらありました。
通路の下の浅い淵に目をやると、テナガエビがいました。
玉泉洞の水中では、ほかにウナギなども生息しているようです。
地上に上がると、やはり暑い!
喉が渇いたので、軽食を提供するお店にあったヤシの実ジュース(1000円也)を試します。
お店の方が、高さ20㎝ほどのヤシの実の上部をナタで切り開くと、実の中に溢れんばかりの果汁が入っていました。
味はスポーツドリンクを薄くしたような味です。話のタネにという感じかな。
初日のアクティビティはこれで終了。
青の洞窟シュノーケル
2日目のアクティビティとして、事前にダイビングショップで申込みをしていました。
真栄田(まえだ)岬にある「青の洞窟」はいまや沖縄随一のマリンスポットとなっていて、多くのマリンショップがダイビングやシュノーケリングのガイドツアーを取り扱っているとのこと。
予めホテルで水着に着替えてからAM10:30にショップを訪問します。
ショップで説明を受けたのち、ウェットスーツを装着して車で移動、港からボートでポイントへアクセスという動きです。ほかに、海岸から100段ほどの階段を下りてアクセスする方法もあるようですが、帰りが大変そうだな・・・。
当日午前の早い時間帯は、ガイドブックに載っている洞窟の中の有名スポットで30分ほどの撮影待ちの行列が出来ていたとのことでしたが、幸い私たち家族が着いた頃には混雑が一段落していたようで、5分ほどで記念撮影することが出来ました。
そこは本当に青くて綺麗な場所でした。
次はお麩で魚の餌付けです。水中で親指をしごきつつお麩を崩していくと、クラカオスズメダイでしょうか、縞模様の魚が次々に寄ってきます。
なぜか魚を見るとわくわくします。
実に二十数年ぶりに、南国の海の世界を堪能しました。
美ら海水族館
3日目のメインアクティビティです。私自身はかなり楽しみにしていたのですが、展示されている魚より人のほうが多いのではないかと思われるほどの混雑ぶり。お目当てのジンベエザメを見て早々に退散です。
首里城公園
最終日のメインアクティビティですが、近隣の駐車場を探すのにひと苦労でした。
入場チケットの説明では、首里城は15世紀前半から、琉球王国の国王の居城として政治・経済・文化の中心であり、日本・琉球・中国の建築様式が融合しているとのこと。現在の首里城は平成4年に復元されたもののようです。
大人にとっては沖縄の歴史を感じる興味深いスポットですが、我が家の子供たちは観光があまり好きではないようで、少し退屈気味。
それでも、下の子はスタンプラリーをかなり楽しんでいるようでした。
この日も猛暑につき、全部回るとこちらの身が保たないので、一通り見て終了。
宿について
宿は、沖縄中部北谷(ちゃたん)町の美浜アメリカンビレッジ内にある「ベッセルホテルカンパーナ沖縄」でした。
安宿に慣れた私たち家族にとっては十分過ぎる設備かつ久し振りの洋室です。
ホテルの洋室に最後に宿泊したのがいつだったか全く思い出せません。
バルコニーから綺麗な海を眺めることが出来ました。滞在2日目には花火を見ることも出来て、リゾート気分を満喫。
私たちの滞在中、ホテル内では海外からのお客さんとすれ違うことのほうが多く、エレベーターでも、降りるときに「降ります!」と言っても通じないことがしばしばありました。
まさか日本で「excuse me!」と口にするとは思いませんでした。
中部は米軍基地が多いようで、特にアメリカンビレッジは沖縄というより海外リゾートの趣でした。
食事について
シュノーケリングのスタッフの方にオススメいただいた「浜屋」の沖縄そばが絶品でした。
有名人も多く訪れるお店らしく、店内には多くのサイン入り色紙が飾られていました。
当日も昼食にはかなり遅めの時間ながら、店内はほぼ満席でした。
ソーキ(豚の骨付きあばら肉?)は柔らかく煮込まれてボリュームも多め。スープの味はあっさりめの塩味です。食べることが出来て良かったと心から思いました。
次に印象深かったのが、最終日のお昼に利用した「波布食堂」です。
このお店は、滞在最終日午後のアクティビティとして計画していた水中観光船に乗るために訪れた那覇埠頭にあったので、本当にたまたま入ったのですが、行列が出来ており、すぐ着席することは出来ませんでした。
ネット検索してみるとかなりの人気店のようです。
はじめは注文までのシステムがよく分かりませんでした。厨房で数人の女性が忙しそうに調理をしていますが、特に着席の案内をされることはないようです。
観察していると、どうやらまず席を自主的にキープして、それから所定の場所に行き、調理兼注文担当の女性目掛けて注文するというシステムのようです。
このお店の売りは、桁違いの量でした。
私と嫁が豆腐チャンプルー(700円也)を一人前ずつ注文しましたが、観光客である私たちに、このお店のメガ盛りはとても太刀打ちできるものではありませんでした。
豆腐チャンプルーはとても美味しかったのですが、味付けが港のお仕事をしている方向けに配慮されているのか若干濃い目で、一定量を超えると急に箸が止まる感じです。
また、丼ぶりによそられたご飯は3人前くらいの量があり、私は自分の分を完食するのが精一杯。
また、ほとんどの女性にとってあの量を完食するのは至難の業だと思います。嫁も例外ではありませんでした。
かと言って、私にもそれをカバーする余力はありません。注文した料理を残すのは本意ではありませんでしたが、これは完敗です。
後から知ったのですが、食べきれなかった分はお持ち帰りが可能とのことでした。きちんと調べてから来店すれば良かったと反省です。
エピローグ
すべての日程を終え、レンタカーの営業所で車を返却した折、出発時にはなかったキズが左前方についていることを指摘されました。
全く気づいていませんでしたが、どこかで当てられていたようです。保険に加入していたため金銭的な負担はないものの、楽しかった旅行の中でこの出来事だけは少し残念でした。
アメリカンビレッジ内のホテルに宿泊していたためか、下の子はどうやら海外旅行をしていたと思っていたようです。
帰りの那覇空港で「これから日本に帰るの?」と聞いてきました。「えっ?日本から出てないけど?」と答えると驚いていましたね。
日本を訪れる外国の方の数が以前より増えているのは間違いありません。沖縄も例外ではないのでしょう。
インバウンド需要の増大は日本にとって大きなプラスです。
それはさておき、今回の旅行もとても楽しかったです。
家族全員というユニットで活動出来るのもあと5~6年かもしれませんので、「あのときこうしておけばよかった」と後悔することのないよう、いまを精一杯楽しみたいなと思いました。
(終わり)