【ルアー釣り】チョイ投げに代用したトラウトロッドの折れた竿先を修理してみた
今年もあと1ヶ月となり日増しに寒さが厳しくなって来ました。
本来は絶好の海釣りシーズンである筈の秋ですが、今年の週末は大型台風の上陸など天候に恵まれなかったこともあり、一度も港に出掛けずじまい。
やはり心残りなので、今年中に一度くらい港に出掛けてウルトラライトなちょい投げでもと思い、予備のルアーロッドとして購入し時々港でのチョイ投げに代用していたトラウトロッドをケースから取り出すと、・・・竿先が折れていました・・・。
どうして折れたのか、全く思い当たりませんが、もともと軽量のルアーを投げるために設計されたロッドでは、たとえ2~3号の小さなナス型オモリを使ったチョイ投げであっても負荷が大きすぎたのかもしれません。
既に港へ出掛ける気力は萎え、竿先の折れた安価なグラスロッドの末路は燃えるゴミへという気分になっていました。
しかし、すぐ新たに買い換えることが出来るほど羽振りは良くありません。やむを得ず、あまり得意ではないもののDIYで修理をすることにしました。
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目次
修理に必要なツール
ツール | 用途 |
ライター | トップガイドを炙って竿先の折れた部分を引き抜ける状態にするために使用。 |
フォーセップ | 上記の状態での引き抜き作業に使用。ラジオペンチでも代用可。 |
カッターナイフ | 折れた竿の部分を細く削り、トップガイドを被せるのに使用。 |
紙ヤスリ | カッターナイフで削った部分を整えるのに使用。 |
布切れ | 炙ったトップガイドに付着した黒い煤(すす)を取り除くのに使用。 |
接着剤 | トップガイドと新たな竿先の接着に使用。 |
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作業の手順
①トップガイドをフォーセップで挟み、ライターで炙る
極力、トップガイドの内側の接着剤を温めて溶かすような炙り方をするべきでしたが、初めての修理で要領が分からなかったのでライターの火が竿先の折れた部分に引火。グラスロッドは炭素なのでよく燃えます。危うく竿先をつまみ出す部分が燃えてなくなるところでした。
②もう一つのフォーセップを使って折れた竿先をトップガイドから引き抜く
黒焦げになった竿先を辛うじて引き抜くことが出来ました。
トップガイドの黒いすすの付着した部分は布切れで磨きます。
③カッターナイフで竿先を削って太さを調整する
④削った竿先を紙ヤスリで調える
⑤トップガイドを接着する
⑥完成
あきらめないで、良かった!
(おわり)
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