【スキー】2020年1月 会津高原たかつえスキー場で子供とスキー
プロローグ
1月25日(土)。中学生の上の子の部活動がお休みということで、家族で日帰りスキーに出かけました。
私はスキーやスノーボードといったウィンタースポーツにのめり込んでいるわけではありませんが、バブルの名残を留める時期に学生時代を過ごした男子にとってスキーは半ば必須科目であったため、大学生になってから仕方なく習得に励み、何とか普通に滑れるようになったという程度。本音を言えば、寒いところはあまり好きではありません。
ただ、自分がかつて肩身の狭い思いをしたという経験から、経験者と未経験者の差が著しく大きい水泳やスキーのようなテクニカルなスポーツは子供たちには早めに経験させておきたいとの思いがあるため、毎シーズン必ずゲレンデに行くようにしています。
エリアは、渓流釣りで土地勘のある福島県会津高原のスキー場を利用することが多いです。
会津高原には4つのスキー場(だいくらスキー場、たかつえスキー場、南郷スキー場、高畑スキー場)がありますが、今回訪れたのはたかつえスキー場です。
たかつえスキー場は、2006年の町村合併により南会津町となる前の旧舘岩村に位置しています。1982年に、埼玉県の旧大宮市(現さいたま市)と旧舘岩村が友好都市提携をしている関係で、さいたま市の中学生が学校主催のスキースクールのため団体で訪れているのをよく見かけますが、それでもゲレンデは混雑とはほぼ無縁で、昔日にリフト1時間待ちを経験した身としては隔世の感があります。
また、特別豪雪地帯に指定されるこの地域は例年非常に多くの降雪があるため、首都圏からのアクセスには若干の難があるかもしれません。しかし、その雪質は通常とても軽くこれぞ粉雪という趣であり、殊にスキーにおいては楽しい体験のできる雪質だと思います。
たかつえスキー場にて
首都圏からの車でのアクセスは通常5時間ほどを想定しており、早朝5時には出発するはずが、直前になってあれがないこれがないなど準備不足を露呈し、結局7時頃の出発に。
しかし、今般の気候変動の影響か、今年は南会津地方も降雪量が極端に少ないようで路上にほぼ雪はなく、スタッドレスタイヤの威力を発揮することなく3時間ほどで現地に到着。
たかつえスキー場の駐車場は2か所ありますが、今回はスキーセンタースペーシア側の駐車場を利用します。
駐車場でスキーウェアに着替えたのち、入口のリフト券売り場でリフト1日券を購入してセンター内へ。
子供たちの用具のレンタルは特に混雑もなくスムーズに手続き出来ました。
私自身は主に下の子のサポートをするのと持ち運びが楽だという理由のため、両手を自由に使えるショートスキーを使っていますが、他に使っている人をあまり見かけません。
当日は快晴でした。空は青く空気は澄んでいて、眼下の眺望は絶好です。
コースガイドに表示されているコースのうち、4人乗りリフトのスカイロード1より右側のコースは滑走不可だったので、主にパラダイスコースからファミリーコースを滑走するルートを選択。
いつもは比較的楽なコースですが、当日の雪質はたかつえにしては全般的にかなり固く、アイスバーンになっている雪面もあって子供たちの転倒シーンが続出。サポートの機会も格段に多い状況でした。
斯く言う私も一度、固まった雪に足を取られて転び、顔面を雪面に強打、頬に擦り傷を創ってしまいました。
このようになかなかタフなコンディションではありましたが、途中昼食を挟んで何本か滑るうちに子供たちも固めの雪に慣れたようで、楽しそうに往復していました。
15:00前にスキーを終え、スキーセンタースペーシア内のカフェ「ジャーゴン」で子供たちと一緒にクレープ(単品550円)をオーダー。スキーの後に甘いものが食べたくなるのは何故でしょうか。
子供たちはチョコバナナ、私は小倉あんのクレープをチョイス。シチュエーション効果もあると思いますがとても美味しいです。これも毎度のルーティーン。
エピローグ
北関東道によって東北道と関越道のアクセスが良くなったため、今般の車の流れは従来と著しく異なっていると感じます。最近は休日の夕方には栃木県佐野SA付近は必ず渋滞しているという印象があります。
以前は、会津方面への旅行の帰りに東北道佐野SAに立ち寄って佐野ラーメンを食べて帰るということがよくありましたが、最近は休日の帰路における佐野SAは混雑のため気軽に立ち寄れる状況にはありません。
しかし、今回は到達時間帯が17時台とやや早かったのが原因かまたはたまたまなのか分かりませんが、全く混雑していなかったため、久しぶりに佐野SAに立ち寄り、スナックコーナーで佐野ラーメンを賞味。
あっさり風味の変わらぬ美味しさを堪能し大満足ではありますが、次の機会がいつになるのかはまったくわかりません・・・。
(おわり)